君に届いたら…
意味が分からない。
どうなってるの??
「それが、ゆりなちゃんのお父さんの会社が倒産しちまって母親に頼まれたんだよ」
え、でも!
家は普通の家だよね、ここ…。
そう思った時、優人は悟ったのか、言葉を続けた。
「ここは俺しか住んでねえよ、向こうの大豪邸みたいな家に居ると気後れするもんで」
え…
じゃあ、
「1人…暮らし?」
恐る恐る聞いてみたけど、優人は笑顔で頷いた。
「ええええええええええええ!?」
嫌だよ、ママ~!!
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