雨の成分
梅雨
香奈は薄暗い外とは対照的なコーヒーの香りのする店の隅で、ただ漠然とこれから何をするべきか途方に暮れていた。

「何だったんだろう…」

学生の頃から付き合っていた同い年の翔とたった今別れたからだ。

「今までの3年間は…」

お互い会社に入り、新入社員として3ヶ月が経とうとしていた。
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