家庭内逆ハーレム!?〜前編〜
なんだかんだ言いながら時間というものは過ぎ
気がつけばお昼となった
そいや、弁当作ってないじゃんと今更失態に気付く
だけどそれはどうやら違ったようで
岺「はい、お弁当。淹折が渡しとけって。」
莉「ありがとね。で、流惟は?」
流「ただいまー。」
莉「あ、おかえり。」
あたしたちは今屋上に来ております
もちろんスペアキーで
天気も空気もいいなぁー
由「あんたたち何者?なんで屋上のスペアなんか.......」
と心底信じられないと顔をする由嘉里にお兄ちゃんにもらったのーと説明した
由「颯人先輩?」
莉「そーそー。あいつ有名だよねー。」
由「そりゃ、燐龍ーりんりゅうーは有名じゃない。」
と訝しげにこちらを見る由嘉里
りんりゅう?
え、何それ美味しいの?
な訳ないか
岺「莉緒は知らないよ。」
由「あら、そうなの。確かに興味なさそうだしね。」
勝手に話を進めていく2人にあたしは首を傾げることしかできなかった
莉「流惟は知ってるの?」
流「そりゃね。」
流惟までも知ってんの?
なんか仲間はずれじゃんかー