バスケ部員と同じ屋根の下
「俺が何で…女装していたか?判ってるのか?」
「お母さんの趣味でしょ?」
「母さんの趣味だけど…俺だってスキな女の子には男の子だってずっと言いたかった…」
「好きな女の子?」
「…これだけ…言ってるのに…まだ…気づかないのか?鈍いぞ…美亜」
「私?」
「俺の女装は母さんの趣味だったけど…お前にはずっと…男だと言いたかった…なのに…お前は…『男の子は乱暴だからキライ』なんて言って…だから…俺はお前に男の子だって言えなかった…俺はお前とずっと仲良くしたかったんだ」
私に女の子だって思わせ続けたのは…
私をスキだから?
「お母さんの趣味でしょ?」
「母さんの趣味だけど…俺だってスキな女の子には男の子だってずっと言いたかった…」
「好きな女の子?」
「…これだけ…言ってるのに…まだ…気づかないのか?鈍いぞ…美亜」
「私?」
「俺の女装は母さんの趣味だったけど…お前にはずっと…男だと言いたかった…なのに…お前は…『男の子は乱暴だからキライ』なんて言って…だから…俺はお前に男の子だって言えなかった…俺はお前とずっと仲良くしたかったんだ」
私に女の子だって思わせ続けたのは…
私をスキだから?