バスケ部員と同じ屋根の下
「お前…反応の面白すぎ…」



ちーちゃんいや千影君は私をリビングに案内してくれた。




私は千影君に促され、ソファーに腰を下ろす。



目の前のガラス戸の向うには見事なイングリッシュガーデンが広がっていた。




「コーヒー?紅茶?オレンジジュース?」




「オレンジジュースで」




千影君はカウンターの向こうで私のジュースを準備。




「お前のコトは母さんから訊いてる…でも、急に父さんの出張が決まってさ…今は二人してロスなんだ…3ヵ月は帰って来ない」




そう言えば…おばさん…そんなコト言ってたっけ?



それでもいいと…ちーちゃんと仲良く3ヵ月間…頑張ると返したけど…


それはちーちゃんが女の子であるのが前提で。






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