如月魔法学園 津瀬部!
「中入らない?」

葉月にそう言われてハッとした…。

危ない危ない。自分の世界に入ってたみたいだ。

「うん!」

寮の扉の前へ行くと、重くて堅そうな扉が自動で開いた。

すごっ!寮ってこんなものなの!?
この学園の理事長に感謝しなければ!

「凄いね~…。」

「本当。麗華のおばあ様に感謝しなきゃ。」

……お祖母ちゃんが理事長なの忘れてた。
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