如月魔法学園 津瀬部!
「…龍樹や、葉月、璃恋奈さんが知ってるように、私の霊力は1000000です。」

「「っ!」」

驚きの声を上げる二人。

煌太と宇宙先輩だ。

…やっぱり、優翔は勘づいてたんだね。

「そして、皆さんが知っている…かの有名な津瀬本家の令嬢、“津瀬 麗華”でもあります。」

「「「マジか…。」」」

今度は3人の息があった。
さっきの二人と龍樹だ。

…本当、優翔が確証を持たなかったことに疑問を感じるね。ここまでくると。


─次に言うことは、皆が離れていってしまうかも知れない。

それでも、伝えておきたい。

「─そして、津瀬本家の当主、私の父である津瀬誠太郎の霊力は─

─200000。

それを軽く越しちゃった今、父と代わって、私がこの世界のトップに立つことになるんです。」

「「「「「「………。」」」」」」

見事に皆、沈黙。

そんなにびっくりすることだったかな?
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