如月魔法学園 津瀬部!
寮に入ってすぐ、目の前に広がっていたのは、とてつもなく広いロビー。

左側にはカウンター。右側には螺旋階段。
そして、吹き抜けになっている天井には、大きなシャンデリア。

「お城みたいね…。」

「…うん。うちの本家の建物みたい…。」

あまり行ったことはないが、うちの本当の家は世界遺産に登録されているのだ。

そのため、魔法の練習をする時に、家を破壊したり、傷つけても平気なように、今は他の家に住んでいる。
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