如月魔法学園 津瀬部!

「終わったよ。」

シャープペンシルを机の上に置き、私はそう言った。

「…っ!」

「「早…」」

「早いですね。」

「そうね。早いわね…。」

「さすが。麗華は9割の力でも早いものね。」

焦る龍樹と、各自感想をいう皆。

疲れた~…。けど、これでプレゼントGET!


「もう終わりでいい?」

疲れた私は、軽くため息をつきながら龍樹にそう聞いた。

「…まだだ。

魔法を使っての対決。やってねぇじゃねぇか。」

…はぁ。

そうですか。
< 113 / 155 >

この作品をシェア

pagetop