如月魔法学園 津瀬部!
私の言葉を聞いて─…

ざわつく、生徒達。


「戦うわよ!こ、こんなバカみたいな霊力、私は信じないわ!この身で確かめるまで。」

そっか~…、“バカみたいな霊力”ね…。

…けど、この子はちゃんとしてる子なのね。

自分で納得のいかないことは自分で確かめて…それから、判断する。

けど─…

「お前の志は正しい─。

しかし、その選択は間違っている。」

「龍樹…!」

急に、喋りだした龍樹─。

「何?どういうことなの?」
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