如月魔法学園 津瀬部!
私が一人、そんなことを考えていると、3人組のうちの一人の金髪が口を開いた。

「ふっ…。俺の勝ちだな。」

…はい?

何がですか?

隣に居た葉月が、この私の心情を表すかのように

「私たち、なんの勝負もした覚えはありませんが。」

とキッパリ言った。

「霊力の話だ。

お前は霊力100000だろ?そしてそこの地味ブス子は霊力50000だろ?

低能すぎて笑えるよ。フッ…。」
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