secret love☆
波乱の幕開け・・・

なんかにならないよ。
だって、私は霧澤さんしか見てないもん。

そう考えたら、仁くんと一緒に仕事だって、
へっちゃら。

わたしは、気持ちが落ち着いてきた。


でも、霧澤さんはそうじゃなかったようだ。

コーヒーを飲み干すと、


「おい、帰るぞ」

と、一言いい、足早に店から出ていってしまった。


「はいっ」


私は、慌てて立ち上がり、霧澤さんの待つ車へと向かった。
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