secret love☆
部屋を進むと、ワインに合いそうな軽食が並べられていた。


「腹へったから、先に食った」

いつから待ってくれてたんだろ?


「何か飲むか?」

こんな時、私もワイン飲めたら、いいのにな。

こればっかりは、いくら年をとったって、変わりはしない。

だって、全然飲めないんだもん・・・


ジュースをもらって、並んでソファーに座る。



「お待たせしました。乾杯しましょ!
では、かんぱ・・・」


グラスが当たる寸前、


「おい・・・」

霧澤さんが、それを静止する。
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