secret love☆
「き・・りさわさん?」


なんで?

熱のせいで、夢でもみてるのかな?


「そばにいてやるから、寝てろ」


ぶっきらぼうの言葉とは裏腹に、優しく頬に触れる大きくてキレイな手。


夢でもいいや・・・

霧澤さんに会えたんだから・・・



頬に触れる手に、自分の手を重ねる。


ぼんやりと霧澤さんの顔をみつめながら、



私は再び眠りについた。
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