secret love☆
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今日は、事務所の社長に呼ばれ、所属事務所が入っているとあるビルにやってきた。


約束の時間になり、私は社長室をノックする。

「社長、香坂です。失礼します」

「おぉ、入れ~!」

私は、社長室の扉をあけた。


「呼び出して、悪かったな。そこに座れ」

私は、革ばりのソファーに腰を降ろす。

私の事務所『ヴァイスプロ』は、このやや口の悪い『斎王 司』を社長とする、さまざまなタレントが揃う、巨大な事務所だ。

私は、斎王社長がまだ社長になりたての頃にスカウトされた。

そして、この斎王社長は口の悪さはさることながら、見た目は中性的で、どちらかといえば女性的な容姿でかなりのギャップがある。
名物社長として、社長自信もメディアで人気なのだ。
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