secret love☆

「まぁ、それにせよ。結希、あんな目立つトコでイチャつくんじゃねぇよ。ちっとは、警戒しろ。あと、遊ぶのはいいが、仕事に支障がねぇよ～に！」


気を付けろよ～と、私に言い聞かせ、社長はそれ以上は何も言わなかった。



「社長・・・それって。私、このまま恋しててもいいんですか？」

恋してる本人がすぐ近くにいるに、思わず確認してしまう。



「あぁ、だって相手がコイツだろ？おまえとくっついた方が、俺も何かと都合がいい」


なんの都合がいいのかは、わからないが、なぜだかみんな、私の恋を応援してくれるようだ。


「さてと、俺は帰るぜ。面白いネタもみつけたしな♪♪」


社長がぐいっと、コーヒーを飲み干し、席をたつ。