secret love☆
「ヤバイ!結希ちゃん、チョー可愛いわ。今度デートしない?」


初対面なのに、話はどんどん進んでく・・・

「あの、羽柴さん・・・」

「仁!」

「じゃあ、仁さん」

「おっさんみたいじゃん」

うぅ・・・
どうしよう。

「・・・仁くん」

「うわっ、トキメク!!」

「話、聞いてください!私、デートなんてしませんよ!仁くんだって、週刊誌にありもしないこと書かれたらまずいでしょ?」

すると仁くんは、さっきまでのおちゃらけた顔をかえ、急に本気モードに入った。


「俺、結希ちゃんと撮られたって本望だし。ってか、ホントに付き合いたいんだけど?」


< 98 / 273 >

この作品をシェア

pagetop