こちら、なんでも屋でございます【3】
#6
パァンッ!!パァンッ!!!
なつめさんの放つ弾がレインさんのお腹や腕に直撃する。
その度にレインさんの真っ白な肌に真っ赤な血が流れる。
私は恐怖で足がすくんでそこから動けずにいた。
本当は今すぐにでも助けを呼びに行きたい。
でも…動けないッ
「うぐぁっ!!!!」
とうとう、弾はレインさんの足を貫通した。
そこからは今までにない程出血していた。
「レインさんッッッ!!!!!!」
「来るなッ!!!早苗さんは…ッそこに!」
「でも!!」
「いいからっ!!!」
私が泣き叫ぶあいだもレインさんの体に留めなく弾が命中している。
まるで地獄だ…
「レインッ!!!!!!!!」