こちら、なんでも屋でございます【3】




カランッ



レインの握っていた大鎌がコンクリートの床に落ちる。




「レイン!!!!」
「アハハハハハハハッ!!!!ざまあみろ…」



レインの美しく真っ白な身体赤黒い鮮血で彩られてどこか別の美しさを感じる程に




弾が貫通した太股



腹には無数の銃弾





どうして…こんな目に





俺は完全に頭に血が上っていた。



「うぐっ!!!」
「テメェッ!!!!よくも…ッ!!!!」




男の胸ぐらを無造作に掴みひたすら殴り続けた。




だんだん拳に血が滲んできた。


でもやめない。


レインはもっと痛かったんだ。



これより何倍も何十倍も何百倍も




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