こちら、なんでも屋でございます【3】



――




「ここが…斎藤の家?」
「そう、最近まで住んでたであろう家って言った方がいいかも」
「…何というか、ボロいな」
「とりあえず203だ」



ギシギシ


階段をあがるたんび、鉄の階段は軋んだ。



結構前に作られたアパートなのかもしれない。




ピーンポン




無機質なインターホンが家の中に響く。











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