あなたに虜
日にちが変わった頃 彼が動き出した
もう帰る?




「奈々?」




目を開けると 彼が私を覗きこんでいた
近過ぎる顔に 少し照れる




「もう一回・・」




そう言って唇が触れた
さっきして 疲れてるはずなのに 感じてしまう




もっと触れたくなる
私は欲張りだ



一度触れてしまうと もう離れる事は出来ない
私は一樹なしでは生きていけない




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