あなたに虜
「一樹 程じゃないけどね。」



ウイスキーをロックで飲んでる
私より大人に見える




久しぶりに声に出した言葉
”一樹”本人に言う時が来るなんて思わなかったな~




ほとんど会話の無い私達
昔は会話が切れる事はなかった



楽しかったあの日に戻りたい




ほろ酔いの私
明日も仕事だ そろそろ止めないと帰れなくなる



もっと一緒に居たかった
連絡先も聞きたい



でも 私から言う勇気は無い




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