腹黒王子様?!


菜々瀬side

「それでねっ…」

必死にさっきの出来事を寿々花に伝える。

「へぇ〜、でもなんでだろうね。いきなり、付き合うか?なんて」

確かに、そこは私も疑問だった。

だけど片想いが、少しは両想いへと進んだ気がするんだ。

だから、平気なの。

「でも平気!私振り向かせるもん」
ニコッと微笑むと、

「うん、そうだね。頑張れ」

いつも、背中を押してくれる

ありがとう、寿々花。
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