age
涙が、浮かんでくる。

二人でいった遊園地や海を思い出すと、どうしようもなく涙があふれてきた。
なんで?
祐一の馬鹿…。

私は席を立ち、お金を払って店を出た。
当てもなく、歩く。
動いてないと、涙が止まらなくなる。

ふとショーウィンドウに映った自分の姿。 涙でグチャグチャだった。
限界だった。

私はその場にしゃがみ込んで泣いた。

「ふぇ…ッ」
嗚咽を漏らしながら、止まることのない涙。
全部流してしまおう。
こんな醜い私は。

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