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「えぇぇッそれは連絡するべきだよッ!」

かなこは指先で自分の髪をいじりながら、考えながら続けた。

「うん…」

「気になるんでしょ?
自分から動かないと始まらないよ?」

わかってる。
でもいざ番号を押そうとすると、指が止まってしまう。

なんでかなあ…。

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