幼馴染みに片想い中。

「あたしの朝食が…!」


その声であたしに気付き、目を向けた。


うっ…。

髪は茶髪で女のあたしよりも綺麗、顔も整っていて学校では一番のイケメンだ。


あたしはそんな凌に片想い中。


毎日その美貌に心を持っていかれる。


「ほら、遅刻しちまうぞ。お邪魔しました」


お母さんにお辞儀をしてあたしの手を引き、玄関に行く。


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