ワガママ狼男と同居始めました。




志木のことは店員に任せて、私はさっさと自分の服を買う。

あんまり待たせると絶対仕返しされる。

カーディガンと冬っぽいスカートを買った。


志木のいたお店に戻ると、志木はまだ買っていなかった。


っていうか妙に店員さん(女)に気に入られてない!?

志木はかなりダテメが似合う。



「志木、決まった?」


「ああ~、う~ん……。」


それは決まったってことなのか……?


店員さんの視線が痛い……。

こいつが……!?

みたいな視線をぶつけられる。


「あの……似合いそうなの全身コーデしてもらえます?」


「あ……!はい!」


店員さんの選んだ服を買い、そそくさと店を後にした。






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