ワガママ狼男と同居始めました。
「……そっか……。霧島くん意外と優しいもんね。カラオケのときなんか紅葉、霧島くんの肩で寝てたしね!」
「見てたの!?」
「ばっちりッス!」
「もう…………」
ソフトクリームを食べ終え、ゴミを捨てた。
「私今日塾だから!また明日ね。」
「うん。頑張って!!」
奏は自転車に乗り、塾に向かっていった。
私も帰るかな……。
霧島くんをちゃんと好きになってみよう。
優しい人だもん。