ワガママ狼男と同居始めました。




「腹減った。」

「今作る!」



「喉渇いた。」

「ホットココアでいい?」

「ミルクティーがいい。」



「なんか面白いことしろ。」

「ふ、布団がふっと「つまんない。」




なんか、いつもとそんなに変わらないし。

くちごたえしない分、今日の方が楽だ。


いかに私が毎日下僕のようだったかがヒシヒシと伝わり、自分でも可哀想だった。







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