ワガママ狼男と同居始めました。




苦し……っ

息、できないし……



志木の胸を押し返そうとするが、男子の力には勝てない。


「……っ…んんつ……」



声に反応して、志木は私を解放した。



「何エロイ声出してんの?」


「……出してないしっ……!

苦しいってば………」



肺活量の無さに我ながら情けない。



「もうおしまいかよ。つまんね。」


日が沈みかけているのを見て、残念そうに呟いた。






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