ワガママ狼男と同居始めました。





今日は午前中で終わったからお昼ご飯は今から食べる。

と言っても、成績ですっかり落ちこんでいるので、スーパーで買ったお弁当だ。



袋からお弁当を出し、麦茶を並べる。


「200位中136位。」


ドキッとして一瞬コップを倒しそうになった。


「なんで…………!!」

「先生が手渡した時見えちった。」

狼男の視力なめてた……。


「お前がこんなにバカだとは思わなかった。」

ごもっともです……。


「仕方ないからこの夏休み中俺がお前の勉強見てやる。」

「え…………!!」

「金も払わず泊めてくれてるお礼だ。ありがたく思え。」


どう考えても宿泊費には見合ってない……。



志木はスーパーのお弁当を美味しそうに頬張った。




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