ワガママ狼男と同居始めました。
毎日毎日毎日!!!
私に勉強を教える以外ずーーっとソファの上で寝やがって!!
そろそろ私だって怒るぞ!!
「志木!話がある。」
「……あ……?」
ソファの上、寝ている志木の隣に座る。
志木が寝ぼけ眼で私をぼんやり見る。
ほぼ寝てるけど私は話を続ける。
「たまには家事とか手伝っ……ちょっ!!」
志木が私の膝の上に頭を乗っけてきた。
一気に体温が上がる。
「っ志木!」
「……寝みー……」
「志木!!!」
志木の頭を無理やり押す。
「……おいー……」
不服そうに志木は体を起こした。