もう…我慢できない
「こんな俺でいいんか?」
弱々しい準斗...
「あたし準斗の事こんなに好きなんだよ?浮気相手でもいいから傍にいたいくらい好きなんだよ?そんな準斗を見放すはずないでしょ。あたしだって最低だよ。桃香ちゃんに準斗を返せなかった」
準斗もあたしを抱きしめた。
「俺....
くるみと一緒にいる」
「うん。一緒にいようね」
これでいいよね?
桃香ちゃんが準斗を手放すならあたしが傍にいる。
例え、準斗が桃香ちゃんを想っていても
あたしに愛が無いとしても準斗の傍にいる。
そう思った。
これから試練が待ち受けてるとは思ってなかったから――――