もう…我慢できない
バンッ!!!
「ハル!!!!!」
「くるみ!?」
「あ、あれ?女は?」
走って辿り着いた屋上には、ハルしかいなかった。
ハルは目を丸くしてコッチを見てる。
「女...?あぁ..。もう、いないよ?さっき帰ってった」
「そっ..か...」
なんか、急に恥ずかしくなった。
思いっきり走ってきて...必死だった。
ハルを取られたくないって思っちゃった。
「なに?もしかして...やきもちとか!?なんちゃって......って、えっ!?」
駆け寄ってハルに抱き付いた。
「くるみ...?」
「ハルのバァーカ」
「おい!?」
「バァーカ!バァーカ!バカバカ」
「だから、なんなんだよ!?」
「好き」
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