もう…我慢できない
「はぁっ..はぁっ」
「はぁーっ...」
「んもぉ、ハル回しすぎ!!」
やっと、ハルの動きが止まって、あたしたちは座りこんだ。
「ごめん!あまりにも嬉しくてさ!!」
そう言ってハニかむハル。
可愛すぎて、思わず抱きしめた。
「ハル可愛い」
「くるみ。まじで、俺でいいの?」
「ハルはあたしを幸せにしてくれるんでしょ?違う?」
ギュッとハルを抱きしめる腕を強めた。
「幸せにするよ。世界一な!!!」
「へへっ。恥ずかしい事サラッと言うんだからねぇ」
「人間、素直がイチバン♪」
「ぷっ!杏奈と同じこと言ってるぅ」
「え゙っまじ?」
「まじまじ!だから、あたしも素直になったのよ?杏奈に感謝してね?杏奈に言われなかったら、あたしハルの所に来てなかったかもよ?」
「杏奈にお礼いっとこ」
単純ハル!
「そぉいうとこ、好き!」
「やけに素直じゃね?おまえ本当にくるみ?」
「さて、どうでしょー?もしかしたら、くるみに変身した宇宙人かもよ?」
意地悪言ってみた。
「宇宙人でもいいや。くるみなら」