もう…我慢できない
「くるみ。見てみ。みんなが祝福してくれてるよ」
辺りを見回すと、
みんなが拍手であたしとハルを祝福してくれてた。
みんな素敵な笑顔で。
みんな、ありがとう。
あたしは、色んな人に支えられながらこうして幸せになる事が出来ました。
色んな事が蘇ってきて、
涙が溢れた。
「くるみ。大丈夫?手ぇ繋ごうか」
「うん」
ハルのあったかい大きな手に引かれて、歩き出した。
これから始まる
幸せな日々。
「くるみ、幸せになろうな」
「うん!!!」