もう…我慢できない




あたしは驚きのあまり涙が止まっていた。






そんなあたしの顔を覗き込んでくる準斗。





「.....」


「んっ?話せるか?くるみ?」






そんな優しい声で名前を呼ばないで......




あなたが欲しくなる。




あたしだけのものにしたくなるじゃん。








あなたは人の彼氏なのに....








いっその事....




あたしを嫌いになって。





いきなり泣き出して黙り込んでるあたしは



面倒くさいでしょ?


ウザイでしょ?




ほっといていいよ?





そしたら諦めるから....




こんな苦しい恋は


もう......







「よしよしっ」






なんで?
< 28 / 202 >

この作品をシェア

pagetop