もう…我慢できない


そして一週間たって初めての席替えがやってきた。



あたしの願いが神様に届いたのか、隼斗と隣同士になった。





「おっ。よろしくなぁ!!俺の名前知ってる?くるみちゃん♪」



席移動のあと、隼斗が話しかけてきた。



あたしの名前知ってるんだぁ…


そんな事を考えながら



「知ってるに決まってるじゃん!隼斗くん」



平気なフリして明るく答えた。



「やったね!んじゃ今日から友達な♪仲良くしてね」




も…勿論ですとも!!





思い掛けない出来事にあたしは浮かれまくってた。
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