もう…我慢できない
痛み
あたしを追いかけて来てくれたの?
偶然ここに来たの?
「ハァ...ハァ...大丈夫?くるみ」
違うよね、この息切れしそうな準斗が偶然ここに来たわけないよね?
あたしを探してくれた
「準斗ぉ....」
「うん、うん。大丈夫。大丈夫」
頭をポンポンってしてくれた。
この温もりを
この暖かい手を
どうやって手放せばいいというの?
こんなあったかい手
放せないでしょ?
あたしは
間違ってますか?