未来からの贈り物
そんな状況に戸惑いながらも僕も


「ただいま。」


と、いつもと同じように笑顔で応えた。



食事も風呂も終え、僕はリビングで会社の書類に目を通す。


これまたいつもと変わらない日常である。


が、やはり手紙の内容が気になって仕事が進まない。


チラッと横目で妻を見ると食器を洗っている。


僕はソファーから立ち上がり、おもむろに妻の横に向かった。


「どうしたの??」


「手伝おうと思ってね~」


そう言って食器を手に取った。


「今日、何か変わった事なかった?」


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