未来からの贈り物
普段と違う夫の行動と、いきなり見せられたピンク色の手紙。


あまりにも不可思議な行動だ。


部屋を出て行った妻の表情からは特に怒っているようには感じられなかったが、普通は怒るのかも知れない。


自分の言葉足らずな言動に反省しつつ、ソファーに座り妻が戻るのを待つ事にした。


それから数分後。


リビングの扉が開き、妻が戻ってきた。


手にはピンク色の手紙を持っている。


そしてその手紙を僕の前に置き、妻も向かい合うようにソファーに座った。



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