未来からの贈り物
点滴って言っても、僕もあまり詳しくは分からないが…
まだ産まれないようにする為の点滴とのこと…
つまり決して危険な状態ではないのである。
妻を起こさないように慣れない手つきでりんごを剥いていると、突然扉が開いた。
どうやら夕飯の時間みたいで、食事を持った看護婦さんが立っていた。
「あら、ご主人!もう仕事終わったんですか?」
りんごを剥けないと思っている妻が目を覚ました時、目の前には…
『僕が完璧に剥ききったりんごが綺麗に盛り付けてある。』
…っていう大作戦がその甲高い声の看護婦さんによって大失敗に終わってしまっただけでなく、
「いつの間にか寝てたみたい。りんご剥いてくれてたんだ~。…それにしても…りんご剥くの下手だよねぇ…」
なんて余計な一言をいただいてしまう結果になったのである‥。
まだ産まれないようにする為の点滴とのこと…
つまり決して危険な状態ではないのである。
妻を起こさないように慣れない手つきでりんごを剥いていると、突然扉が開いた。
どうやら夕飯の時間みたいで、食事を持った看護婦さんが立っていた。
「あら、ご主人!もう仕事終わったんですか?」
りんごを剥けないと思っている妻が目を覚ました時、目の前には…
『僕が完璧に剥ききったりんごが綺麗に盛り付けてある。』
…っていう大作戦がその甲高い声の看護婦さんによって大失敗に終わってしまっただけでなく、
「いつの間にか寝てたみたい。りんご剥いてくれてたんだ~。…それにしても…りんご剥くの下手だよねぇ…」
なんて余計な一言をいただいてしまう結果になったのである‥。