eternal love
「でわぁ~そろそろでますか」



私ぜんぜん歌えなかったしぃ。


時間は午後の10時を回っていた。


「じゃぁね~今日あっくんちに泊まるからぁ~」
輝璃が千鳥足であっくんに掴まってる。
少し酔ってるのかな?


私も駅に向かおうとしたとき後ろからボソッと声がした。

「気を付けて帰れよ」


声の主は洋介だった。

洋介はくるっと回って私と逆方向に帰っていった。

それが初めて洋介の声を聞いた時だったかな。
なぜか温かく感じたんだよね。

「あ、俺もそっちの方向だから途中まで送るよ」

正敏が近づいてくる

「えっ!うん。ありがとう!!」

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