蛇姫は146㎝



晶「大丈夫!安心して梨稀ちゃん!今から来る人は怖いかもしれない。けどね?その人は私たちのリーダーなの!ここから追い出すことはないはずだから。ね?」





『晶おねぇちゃん…。ありがとう…』




でも、まだ怖いな……


そう思いながら震える自分を押さえつける。


前みたいに…




晶「あ、そういえば怪我してない?わたしが治したげる!」



怪我………



『してたかも…』


晶「ん?どこ?」



『左手……』



そうだった。逃げているときに転んじゃって、左手を擦りむいたんだっけ。


晶「ここか!うわぁ、痛そうだね…。あ!ヒデ、タオルもってきて!」


秀「…わかった。」



『………。』



晶「おしっ!左手見せて~。」



『うん…。』







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