蛇姫は146㎝


左手を言われたとおりに差し出した。

すると晶おねぇちゃんは左手を掴んで


「この者を癒せ。〖ヒーリング〗」


と言った。



『うわあっ!!!光ったぁ・・・!』


晶おねぇちゃんの手と自分の左手が青緑色の光に包まれた。






晶「え?」




『?』



え、なに?私、変なこと言った?




晶「梨稀ちゃん……〖ヒーリング〗を見たことがないの?」



『〖ひぃりんぐ〗って何?さっき晶おねぇちゃんがした魔法みたいなもの?』




晶、秀、下「「「「「え゛…?」」」」」←下っ端=下



今の私の発言に晶おねぇちゃん以外に、周囲にいた軽蔑の目で見る男の人たちまでもが目を見開いた。タオルを取りに行っていた秀おにぃちゃんも…。




え?なんで?私がおかしいの?〖ひぃりんぐ〗って初めて聞いたよ…?





秀「おい、梨稀。」




『……ん?なぁに?』








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