蛇姫は146㎝



下「~ってぇ…!!!」

下「なにするんか!急に!!!」



下っ端たちは殴られたところをさすりながら私を見つめた。




―――ムカつく…。



晶「どうもこうもねぇよ!!!梨稀の事、何も知らねえくせによくそんなこと言えるよな!!!」



下「じゃあ晶菜さんは何か知ってんですか!?さっき初めて会ったくせに!?」




晶「あぁ……さっき…梨稀の過去らしきものを視たよ………。いや。視えたよ。」



『!!!晶おねぇちゃんは……視えてしまったんだね…?私の…アレを……。』




晶「……なんで視えたかは知らない。けど………少しだけの過去だったけれど……





         すごく……つらかった…。」








ほんとうにつらかった…。






梨稀の過去だってうすうすわかっていた。





あの紫の色をした女の人に髪の毛を引っ張られていても、



小刀で傷をつけられていても全く痛くなかった。





なのに……なのにっ!!!






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