アタシはゴミ収集車に恋をする
やっべ、今、何時? 朝9時? ギリギリやんっ! いつも9時半にゴミ回収しにくるから…
いつものように、自分のガラガラ声が一人暮らしの部屋にだるそうに響く。
一瞬ボーッとしたけれど、そんな暇なくて、飛び起きて着替えた。
ゴミ袋の口を結んで、玄関を飛び出して、階段を駆けおりてく。
階段を降りていると、
グオーン ガチャン
グオーン ガチャン
と外から聞こえてきた。
は!
ゴミ収集車!!
いつもよりちょっと早いやん、もぅッ。
あー、待ってぇ!
ついた時にはさいごの1コを収集車にぶち込んでいたところだった。
「すみません、待って下さい!」
ゴミをひろいあげてる人にそう言ったら、
「大丈夫や。でも、ネェちゃん今度から気をつけてな。」
とアタシの持っていたゴミを直接受け取ってくれた。
優しい…
そう思ってふとその人見ようと顔をあげようとすると、もうすでにその人は汗をぬぐいつつゴミ収集車の後ろにつかまって去っていってしまった。
だけど、その背中は輝いて見えた。
ん? これ、ときめいとるちゃぅん?
ぃゃ、ゴミ収集のあんちゃんやろ? ないわぁー。
いたいー。いたすぎるわあ、自分。
と自分にツッコミ。
これもいたい。
でも、毎日の生活の楽しみがひとつ増えた気がした。
いつものように、自分のガラガラ声が一人暮らしの部屋にだるそうに響く。
一瞬ボーッとしたけれど、そんな暇なくて、飛び起きて着替えた。
ゴミ袋の口を結んで、玄関を飛び出して、階段を駆けおりてく。
階段を降りていると、
グオーン ガチャン
グオーン ガチャン
と外から聞こえてきた。
は!
ゴミ収集車!!
いつもよりちょっと早いやん、もぅッ。
あー、待ってぇ!
ついた時にはさいごの1コを収集車にぶち込んでいたところだった。
「すみません、待って下さい!」
ゴミをひろいあげてる人にそう言ったら、
「大丈夫や。でも、ネェちゃん今度から気をつけてな。」
とアタシの持っていたゴミを直接受け取ってくれた。
優しい…
そう思ってふとその人見ようと顔をあげようとすると、もうすでにその人は汗をぬぐいつつゴミ収集車の後ろにつかまって去っていってしまった。
だけど、その背中は輝いて見えた。
ん? これ、ときめいとるちゃぅん?
ぃゃ、ゴミ収集のあんちゃんやろ? ないわぁー。
いたいー。いたすぎるわあ、自分。
と自分にツッコミ。
これもいたい。
でも、毎日の生活の楽しみがひとつ増えた気がした。