初めましてなんかじゃない
「葵、まだボーとするのか?」

真人まで、心配そうな声音を出してきた

「うん、大丈夫、それより、桜、明日暇?」

場違いな事だってわかってるよ!

でも、今言わないと、言いづらくなっちゃうから

「暇だけど・・・」

あ~あ!

完全に疑ってるよ

女のカン?

鋭いなぁ

「遊ぼうよ!私の家で!」

しばらくの沈黙後、了解を得た

心の中でガッツポーズをする自分と
かなり落ち込む自分がいた

決まったからには、がんばろう!
< 40 / 60 >

この作品をシェア

pagetop