HONEYTRAP(番外編)~お見合い結婚のススメ~
「…どーぞ」
「ありがとう…」
浅見さんは黙って杯を手にする。私は徳利のお酒を浅見さんの杯に注いだ。
黒っぽいスーツにグレー系のストライプ柄のネクタイ。
袖から見えるパールのカフスが上品に輝いていた。
「さすがは華道の家元の令嬢だな…振袖姿が似合うな」
「今日の浅見さんも素敵です♥」
「…後で庭に出ようか?」
「はい」
「二人して…もう…内緒話…」
「母さん…余り干渉しないでくれ…」
「はいはい」
「ありがとう…」
浅見さんは黙って杯を手にする。私は徳利のお酒を浅見さんの杯に注いだ。
黒っぽいスーツにグレー系のストライプ柄のネクタイ。
袖から見えるパールのカフスが上品に輝いていた。
「さすがは華道の家元の令嬢だな…振袖姿が似合うな」
「今日の浅見さんも素敵です♥」
「…後で庭に出ようか?」
「はい」
「二人して…もう…内緒話…」
「母さん…余り干渉しないでくれ…」
「はいはい」