HONEYTRAP(番外編)~お見合い結婚のススメ~
ー芳也sideー
家元は急に見合いを放り出して帰ってしまった。素性がハッキリとしているとは言え、大切な娘を嫁に出すコトに抵抗を感じたようだ。
「家元…帰ってしまったぞ…どうする?」
親父はお袋に問い質す。
「…芳也…あんたも…胸を触るなら…人目の付かない場所でしてちょうだい」
「…あれは…触りたくて触ったんじゃねぇよ」
「…どちらにしても…芳也…あんたが…家元に謝って頂戴」
「…お前も気に入っただろ?誠意を持って接すれば…家元だって」
「…そうよ…家元のお嬢様と親戚関係になれるのよ。光栄に思いなさいよ…でも、来桃ちゃん…可愛かったわね…ウチのアンちゃんと匹敵する可愛さよ」
アンちゃん…最近、お袋は飼い始めたアンゴラウサギ。毛がもさもさし過ぎて顔と尻尾の区別がつかない。
それがまた、お袋は可愛いと言うが…俺にはその可愛さが判らない。
まぁー緑川の可愛さは認めてやってるが…
「家元…帰ってしまったぞ…どうする?」
親父はお袋に問い質す。
「…芳也…あんたも…胸を触るなら…人目の付かない場所でしてちょうだい」
「…あれは…触りたくて触ったんじゃねぇよ」
「…どちらにしても…芳也…あんたが…家元に謝って頂戴」
「…お前も気に入っただろ?誠意を持って接すれば…家元だって」
「…そうよ…家元のお嬢様と親戚関係になれるのよ。光栄に思いなさいよ…でも、来桃ちゃん…可愛かったわね…ウチのアンちゃんと匹敵する可愛さよ」
アンちゃん…最近、お袋は飼い始めたアンゴラウサギ。毛がもさもさし過ぎて顔と尻尾の区別がつかない。
それがまた、お袋は可愛いと言うが…俺にはその可愛さが判らない。
まぁー緑川の可愛さは認めてやってるが…